少し肌寒くもありましたが、天候に恵まれた古謝美佐子さんの唄会。
大濠公園能楽堂の能舞台でのライブは、とても素晴らしいものでした。
いつものように、古謝さんと佐原さんとの楽しい掛け合い。
古謝さんの天まで突き抜けるような揺らぎのある歌声と、歌の合間に見せてくださる可愛らしさ。
琉球舞踊のゲストとしてお馴染みの木村清美さんも、
息のあった楽しい場面を繰り広げてくださいました。
透き通るような指先の所作は、美しかったですね。
サプライズで舞台に上がられた沖縄出身・福岡在住の石川さんのフラダンスは、
名曲「童神」にピッタリでした。
柔らかで優しい笑顔、赤ん坊への愛情溢れたしぐさが素敵で見とれてしまいました。
(次回も「童神」とのコラボを見たくなりました。)
照明を落とした真っ暗な会場に響く、三線の音色と島唄の場面では、
あたかも沖縄の眩しい日差しの下、
アスファルトで舗装されていない道に自分が佇んでいるところに、
赤瓦の民家の軒先から三線の音色と島唄が流れてくる情景が、
目の前に広がるようでした。
構成も素晴らしかったですね。
とても贅沢な3時間半でした。
今回の観客の3分の1の方は、古謝さんのライブに初めていらっしゃったとのこと。
初めての方がそのようにに多いライブというのは、あまりないのではないでしょうか。
そんなに多くの方が、新たに関心を持って会場に出かけてくださったと知り、私のほうが何だかとても嬉しくなりました。
そんな初めての方も含め、会場が一体となって盛り上がった、笑顔を笑い声であふれた、楽しい唄会でした。
また、古謝さんの唄会に出かける楽しみの一つは、色んなライブの会場でよく会う方々に久しぶりに再会できること。
一年ぶりだったり、数年ぶりの方もいらっしゃり、お声をお掛けし、互いに近況について言葉を交わします。
昨日は、そんな皆さんからもたくさんのエネルギーをいただきました。
古謝さんが歌を通して伝えようとされていること、その中のどの程度を受け止められているか分かりませんが、これからも理解したい!という気持ちは持ち続けたいと思います。
昨日は、身体の細胞の一つ一つが活性化したような一日となりました。
やっぱり古謝さんのライブはいいですね。ありがとうございました。
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◆古謝美佐子Webサイト
◆琉球料理 がちまやぁ
http://happygachimaya.ti-da.net/
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